教育の成功の鍵「グローイング・サイクル」 “螺旋”でステップアップ
アルバイトの場合でも評価は必要です。それは、「できている」「できていない」の2択でも構いません。
評価を行うことによってモチベーションをあげ、成長意欲を引き出すことができます。
◆一巡したらもう一段高い基準を
グローイング・サイクルが一巡したら、もう一段高い基準を示して再びサイクルを回していきましょう。
グローイング・サイクルを螺旋状にぐるぐる回すことにより、人財育成の仕組みを構築することができるのです。
最後に、グローイング・サイクルのポイントを確認していきましょう。
・各スタッフの部署や役職によってやってもらいたい項目を設定する
・優先順位の高い項目から教える
・その項目を評価に組み込む
これらのポイントがずれていると、グローイング・サイクルはうまく回すことができません。
もし自社での教育がうまくいかない場合は、このポイントを見直してみると解決の糸口になるかもしれません。
次回は、評価の仕組みについてお伝えいたします。
【プロフィール】有本均(ありもと・ひとし)
株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン社長
1956年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部入学後、大学1年からマクドナルドでアルバイトを始め、1979年、日本マクドナルド株式会社に入社。店長、スーパーバイザー、統括マネージャーを歴任後、マクドナルドの教育責任者である「ハンバーガー大学」の学長に就任。2003年、株式会社ファーストリテイリングの柳井社長(当時)に招かれ、ユニクロの教育責任者である「ユニクロ大学」の部長に就任。その後、株式会社バーガーキング・ジャパンの代表取締役など、外食・サービス業の代表、役員を歴任する。2012年、ホスピタリティ&グローイング・ジャパンを設立。マクドナルド、ユニクロ等を経験して得た「人財育成のノウハウ」を活かし、世界中のサービス業の発展を目指す。著書に「どんな人でも一流に育つしくみ」。
【マック&ユニクロ流人財育成】は有本均さんが人を上手に育て会社を成長させる人材育成のノウハウを伝える連載コラムです。次回更新は1月15日の予定。アーカイブはこちら。