乗るログ

4WDの聖地に“凱旋” スバル・フォレスターで山形の雪路を行く

SankeiBiz編集部

 雪道は不慣れだと怖いかもしれない。私も試乗会を除けば雪上走行する機会はほぼないが、雪道と車両とドライバーによる“3者の会話”を通して信頼や安心、技術や自信といった感覚を体得することができれば、自然とスノードライブが楽しくなってくるし、もっと走りたいと思うことだろう。私事で恐縮だが、子供のころは夏になると、過去にレオーネ2台(初代と3代目、ハイトコントロール付)、レガシィツーリングワゴン(アウトバック)などを所有し、現在もインプレッサに乗る“スバリスト”の父親に連れられて毎年のように八ヶ岳にキャンプと釣りに行ったことを思い出す。四駆やハイトコントロールがもたらす安心感、他のキャンパーが辿り着けないような山奥まで突き進める“優越感”が、子供ながらに嬉しかった。今でも夏になれば懐古するいい思い出だ。昔飼っていた柴犬や、現在の相棒である甲斐犬が実家のスバルと他のクルマのエンジン音を聞き分けられるのも、子供ながらに不思議だった。家族がスバルで家に近づくと、犬は「ワンワン」と大騒ぎ。これも独特のエンジン音を奏でる水平対向エンジンを持つ、スバル車の魅力の一つだ。

 路面コンディションを問わない走行性能

 ふるさと味来館で郷土料理の「板そば」に舌鼓を打った後は、ガソリン車の「X-BREAK」に乗り換えて山形駅へ。第2区間は序盤の雪道を除きほぼドライのコンディションだったが、SUV特有の見晴らしの良さはもちろん、最低地上高220ミリという車高の高さを感じさせない安定した走り、マナーのいい足回りなどオンロードを含めてコンディションを問わない総合性能の高さを見せつけられた。また、優れた後方視界やサンルーフがもたらす解放感も気持ちのいいドライビングにつながることを再認識。常にスバルと同社が発行する月刊誌「カートピア」のある環境で育った私としては、最近のスバル車はどれもインテリアの質感が非常に高くなったことも感動ポイントだ。あとは塗装のクオリティーにもっと磨きがかかれば…完璧じゃないか。4人家族を持つ身としては、「安心してどこにでも行けるフォレスター」はお世辞抜きに購入候補に割って入る一台だ。雪上ドライブの興奮がさめやらぬ中、お土産の「ふうき豆」を携えて東京行きの新幹線に乗り込んだ。

 そういえば、山形県といえば芋煮が有名だが、地元の人いわく「冬はんまぐね。秋にけ」とのことで今回食べることはできなかった。また秋に来るか-。

《ヒトコト言わせて!》

 スバル広報部・山下真輝さん「フォレスターは、スバルが最量販車種と位置づけるグローバル戦略車です。取り回しのよさと室内の広さを両立したパッケージングと、SUVらしいたくましいデザインを採用し、お客様の『冒険心』を掻き立てるクルマです。機能面では、アイサイトをはじめとする先進安全機能を持ち、スバルグローバルプラットフォームの採用により、クラストップレベルの安全性能、優れたハンドリング性能、快適な乗り心地を実現しています」

 【乗るログ】(※旧「試乗インプレ」)は、編集部のクルマ好き記者たちが国内外の注目車種を試乗する連載コラムです。更新は原則隔週土曜日。▼アーカイブはこちらから

主なスペック(試乗車「Advance」グレード)

全長×全幅×全高:4625×1815×1715ミリ

ホイールベース:2670ミリ

車両重量:1640キロ

エンジン:2.0LDOHC直噴+モーター(e-BOXER)

総排気量:2.0リットル

最高出力:107kW(145ps)/6000rpm

最大トルク:188Nm(19.2kgm)/4000rpm

トランスミッション:CVT

駆動方式:AWD

タイヤサイズ:225/55R18

定員:5名

燃料タンク容量:48リットル

燃料消費率(JC08モード):18.6キロ/リットル

車両本体価格:約310万円

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