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備蓄物資梱包、委託し自立支援 ミューチュアル・エイド・セオリーが福祉施設に作業委託

 首都直下型地震や南海トラフ地震、台風・豪雨など大災害発生時に仕分けを必要としないワンパッケージの支援物資「G72BOX」を販売するミューチュアル・エイド・セオリーは、障害者の自立支援に乗り出した。第1弾として、東京都墨田区の福祉施設「すみだふれあいセンター福祉作業所」に梱包(こんぽう)作業の委託を開始。火山活動が続く口永良部島(鹿児島県屋久島町)に発送する支援物資の詰め込み作業を行った。

 同社の有馬朱美代表取締役は、「今後も(「G72BOX」の)受注があれば、福祉作業所に梱包を行ってもらう。報酬として健常者に対するものと同じ金額を支払うので、これが障害者の自立につながればと思う」と話している。

 「G72BOX」には、大災害発生後、避難所などで過ごす際に必要となる3日(72時間)分の支援物資が入っている。1箱が被災者1人分で、中身は飲食品や衣類のほか、水の要らないシャンプー、簡易トイレ(15回分)、おむつ、ブランケットなど47アイテム。各ボックスにはシリアルナンバーが記載され、番号を伝えると被災後1年間、無料の法律相談やオンライン医療相談が受けられる。

 価格は、役所や企業など購入者がボックスを保管し、帰宅困難者向けに配る「首都直下型対応」が1箱1万8000円(税別)、災害発生時に配送する「G72備蓄倉庫対応」が2万円(同)。

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