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トヨタRAV4“復活”の狙い 遊びに行きたくなる痛快なオフロード走破性

SankeiBiz編集部

 ガソリン車は前輪駆動(FF)のほか、2種類の四駆システムを用意している。特に筆者が試乗した「アドベンチャー」グレードは、注目の新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用しており、これが新型RAV4の最大のウリともなっている。

 このシステムの特徴は、走行状況に応じて前後トルク配分に加えて後輪トルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」と、4輪駆動が不要と判断した場合は後輪に動力を伝えるプロペラシャフトを切り離す「ディスコネクト機構」を採用していることだ。これにより路面状況を問わない高い走破性や操縦安定性、燃費性能の向上を図っている。

 実際に悪路で試走

 今回の試乗で操る愉しさを最も満喫したのが、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を試した特設のラフロード走行だ。まずは路面状況に合わせて4WD性能を最大限に引き出す「マルチテレインセレクト」を使い、凹凸の大きい路面に最適の「ロック&ダート」を選択する。そのまま凸凹の激しいモーグル路にゆっくり進むと、車体を大きく傾けながらも、4つのタイヤの接地具合に合わせてトルクを見事に配分し、地面を巧みにつかみながら力強く進んでいく。試乗車の最低地上高は200ミリあるため、こぶに乗り上げて動けなくなった“カメ状態”になるようなこともない。

 先の見えない急こう配を豪快に登り、片側に土を盛ったバンクも難なくクリア。下りの急こう配では「ダウンヒルアシストコントロール」(※一部グレードのみ)をスイッチオン。降坂時に車速が上がり始めると、ブレーキペダルを踏まないでも「ガガガガッ」と音を立てながら自動で低車速をキープし、安定姿勢を保ったまま坂を下っていく。どんな悪路でも力強く突き進むRAV4の頼もしさに安心感を覚えるとともに、どこまでもオフロードを突き進みたいといった冒険心を刺激してくるのだ。子供のころによく遊んだ相模川の河原や山の中を走ったらさぞ楽しいだろうな、などと想像してしまった。

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