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MLBとMGMリゾーツとの提携に思う「スポーツと賭博マーケットとの融合」

 またスポーツ賭博を実施するのに欠かせない試合などのデータについてもMLBから配信を受けることができることになった。今回の契約によりMGMリゾーツがMLBロゴなどを使用して宣伝やイベントを行える地域はアメリカだけでなく、日本も対象となっている

 なお、MGMリゾーツは先の連邦最高裁判決以降、プロスポーツとの提携を積極的に推進し、MLBに先立ち米プロバスケットボール協会(NBA)、北米アイスホッケーリーグ(NHL)とも同様の公式契約を結んでいる。

 MGMリゾーツは、日本の統合型リゾート施設(IR)市場の参入を目指し、2014年12月に合同会社日本MGMリゾーツと同西日本を設立している。日本において「特定複合観光施設区域整備法(カジノを含むIR整備法)」が成立したのが昨年7月20日であることから考えても、その先見性と行動力のすごさがうかがい知れる。

 今年、7年ぶりで開催された日本でのMLB開幕戦の冠スポンサーを務めたのが、日本MGMリゾーツだったことを記憶している人はどのくらいいるだろうか。アメリカのIR大手は、このように既に日本市場への進出を着々と進めているのだ。

 合法化で収益11億ドル

 MGMリゾーツは、リーグとしてのMLBのみならず、各チームとの提携も進めており、今年3月には、ボストン・レッドソックスと複数年の公式スポンサー契約を結び、同社がチーム史上初の「公式・独占的リゾートカジノ」となったと発表している。カジノがMLBやチームの公式スポンサーになる日がくるとは誰が想像したであろうか。

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