社長が高層階に住むには、それぞれの理由がありそうだ。高層階は話題性やステータス性(社会的地位)が高く、注目されやすい。さらに、日々の競争やストレスを、窓外の景色で癒され、英気を養って気分転換する社長が多いのかもしれない。一方、地方では活用できる土地が広く、先代からの相続もある。社長が戸建てに住むのはある意味自然で、信用にもつながると考えやすい。その分、タワーマンションへのこだわりは少ないのかもしれない。
市区郡別 東京都中央区がトップ
タワーマンションが建ち並ぶ勝どきや商業中心地の銀座、日本橋のある東京都中央区が13.37階でトップ。2位は大阪市福島区の12.49階で、福島駅周辺はオフィスビルとタワーマンションが融合し、梅田にも近い。3位は大阪市港区の11.39階。開発が進みタワーマンションの棟数も多い。
東京湾や大阪港などに近いウォーターフロントで平均階数が高かった。
売上高10億円以上の社長は平均8階以上
判明した直近の売上高別で分析すると、売上高10億円未満の社長宅の平均階数は5.56階だった。一方、売上高10億円以上になると一気に階数は8.21階、100億円以上はさらに8.36階に上昇した。大企業の社長が、東京、大阪など大都市に集中していることも関係している。
また、業歴10年未満の企業の社長は5.24階と平均を下回り、30年以上となると5.98階と高層階に住む社長が増えた。売上高が10億円以上、業歴が30年以上の社長は、高層階を好むようだ。
金融・保険業が6.72階でトップ
産業別の平均階数は、金融・保険業が6.72階で最も高かった。特に、金融業は東京や大阪など都市部に会社が集中し、タワーマンションに住む社長が多かった。
不動産業が6.22階で2位だった。タワーマンションの販売や仲介を手掛ける不動産業の社長も高層階を好んでいるようだ。