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島忠とDCM「価格交渉難航」を知り… ニトリ「後出しジャンケン」に勝算

 ホームセンターなど住関連商品を扱う大型店は都市部での出店余地が限られているが、島忠は埼玉県や東京都、神奈川県などに60店舗を持ち、ホームセンターの中でも家具を得意とする。家具中心にインテリアを手がけるニトリは買収で相乗効果を出せると想定しているようだ。両社ともに家具を取り扱うが、島忠はニトリより高価格帯の品ぞろえで客層は被らない。長年支持する島忠ファンを意識し、完全子会社化しても会社や店のブランドは残す方針だ。

 「島忠さんは130年間、日本の家具業界を支えてきた会社。北海道から関東に進出する際、島忠さんの店に何度も足を運び、勉強したことをはっきり覚えている」

 10月29日の記者会見で、似鳥会長は、こう島忠側を持ち上げた。

 一方、DCMは翌30日、「当社こそが最もシナジー(相乗効果)を発現しやすいベストパートナーであると確信している」とのコメントを発表。DCMの広報担当者は「現時点で買い付け条件の変更の予定はない」と話した。(日野稚子)

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