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オンライン利用急増、設置台数ギネス連発 クレーンゲーム両様で脚光

 縫いぐるみなどの景品をアームでつかむクレーンゲームの注目が高まっている。アニメ「鬼滅の刃」関連の景品が人気で、東京都内のゲームセンターでの設置台数は相次ぎギネス世界記録を塗り替えている。オンラインで遠隔操作するクレーンゲームは新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」を取り込んだ。

 オンラインクレーンゲームは2012年ごろに一部企業がサービスを始め、現在は約20社が参入している。利用者がスマートフォンやパソコン上で、店舗とは別の倉庫内に設置した実機を遠隔で動かし、獲得した景品が配送される仕組みだ。

 17年に参入したタイトー(東京)では、オンラインクレーンゲームの登録者数が昨年2月の100万人から150万人(今年1月末時点)に急増し、好調を維持する。

 操作が簡単で年齢を問わず集客できるため店舗での導入も増加している。設置台数では「セガ新宿歌舞伎町」(東京都新宿区)の477台が「タイトーステーション府中くるる店」(東京都府中市)の454台を上回り、1月にギネス世界記録を更新した。

 府中くるる店は昨年8月、埼玉県行田市の「エブリデイ行田店」が12年に記録した240台を更新していた。台数世界一をめぐる店の攻防が続いている。

 大型ゲームセンターがクレーンゲームに活路を見いだす一方、新型機の投入が難しい中小ゲームセンターはコロナ禍の経営は厳しい。業界関係者からは「集客力のある新たな機器が見当たらない」と危惧する声もある。

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