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早速、ハイヒール登山客! 富士山、てんてこ舞いの山開き
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1日、本格的な登山シーズンの到来で多くの登山客や観光客でにぎわった世界文化遺産登録後初の山開き。静岡県警は登山客の安全に引き続き警戒を強めているほか、県では今夏の試行が決まった協力金徴収の準備を進めているなど、富士山をめぐり、各所が大わらわとなっている。
県警の山岳遭難救助隊によると、開山初日は例年以上に混雑したが、目立った混乱や事故はなかったという。しかし、なかにはハイヒールで登る登山客もおり、同隊の真田喜義隊長(56)も「ハイヒールはあり得ない…」とあきれ顔。県警では今後、登山客の動向を見て富士宮口と須走口の臨時警備派出所を前倒しで開設することも検討。真田隊長は「まだけが人は出ていないが、登山シーズンは始まったばかりなので気は抜けない。天候が悪くなったときが心配だ」と話していた。
この日、県庁では「第2回静岡県世界文化遺産登録推進本部会議」が開催され、平成28年2月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産センターに提出する保全状況報告書の作成に向けて、県の行動計画を確認した。
また富士山の世界遺産登録を受け、名称も「静岡県世界遺産富士山保存管理推進本部(仮)」に変更。本部長の川勝平太知事は「世界遺産登録は終着地ではなくスタート。これから世界遺産の名に恥じないように全庁をあげて保全管理に取り組む」と話した。
今夏、「富士山保全協力金」1000円を登山者から任意で試験徴収することが決まり、担当の県交流政策課では工夫を凝らしながら準備を急ピッチで進めている。協力金のお礼として渡す記念バッジは数千個用意する予定で、登山口ごとに色分けすることも検討している。また協力者に渡す領収書にも富士山のデザインを加えるなどして創意工夫を凝らしている。同課の小坂寿男参事(50)は「協力してもらった人に、少しでも記念に残るものを渡したいので、関係者と知恵を出し合っている」と話している。