ニュースカテゴリ:社会
話題
正論大賞に葛西敬之氏 新風賞は吉崎達彦氏
更新
自由と民主主義のために闘う「正論路線」を発展させた言論活動に対して贈られる正論大賞に、JR東海会長の葛西敬之(よしゆき)氏(73)が決まった。また、正論新風賞には双日総合研究所副所長の吉崎達彦氏(53)、正論大賞特別賞には「国民の憲法」起草委員会(起草委員長・田久保忠衛杏林大学名誉教授、5人のメンバーで構成)が選ばれた。
正論大賞は今回が29回目となる。葛西氏は経済界を代表する保守の論客で、国益に基づいた高い戦略観が注目されている。日本の立国の基本として日米同盟を重視し、外交・安全保障から教育、原発問題まで、本質を見定めた論は大賞にふさわしいとされた。
新風賞は14回目で、新進気鋭の言論人らを対象に贈られる。吉崎氏は著名なエコノミストの一人で、米国の政治状況や国際情勢にも詳しい。安倍晋三政権の経済政策であるアベノミクスの分析を中心に精力的に評論活動を展開しており、その的確な論評には定評がある。両氏ともに産経新聞「正論」執筆メンバー。
特別賞の「国民の憲法」起草委員会は、産経新聞創刊80周年と「正論」40周年の記念事業として、憲法改正を世論に喚起するために設置された。計27回に及ぶ議論を重ねて、今年4月に発表した「国民の憲法」要綱は大きな反響を呼び、憲法改正への潮流を生み出した。特別賞はフジサンケイグループの活動に対して顕著な貢献のあった人や団体を顕彰しており、これまでに7人が受賞している。
正論大賞の正賞はブロンズ彫刻「飛翔」(御正(みしょう)進氏制作)で副賞は賞金100万円、新風賞の正賞は同「ソナチネ」(小堤(おづつみ)良一氏制作)、特別賞の正賞は同「凛」(関正司氏制作)で、副賞はともに賞金50万円。贈呈式は来年2月17日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で行う。