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冷凍食品の農薬問題 群馬県警、罰則重い毒物混入法違反も視野

ニュースカテゴリ:社会の事件・不祥事

冷凍食品の農薬問題 群馬県警、罰則重い毒物混入法違反も視野

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 食品大手マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、群馬県警が業務妨害罪より罰則が重い流通食品毒物混入防止法違反罪の適用を視野に捜査していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 マラチオンは、同工場で昨年10~11月に製造されたピザやコロッケ、フライなど7商品9個から検出。県警は、何者かが意図的にマラチオンを混入させた疑いが強いとして、最高刑が懲役3年の業務妨害罪の適用を念頭に捜査を開始。従業員の事情聴取や商品の鑑定を進めている。

 ただ、アクリ社が自主回収すると発表した同社の商品を食べた少なくとも1千人以上が下痢やおう吐などの体調不良を訴えており、全都道府県で被害が確認されるなど健康被害は拡大。

 マラチオンは毒劇物取締法などで指定されていないが、コロッケなどから高濃度を検出していることから、県警はマラチオンが少量でも健康被害の恐れがあり「毒物」に当たる可能性もあると判断。

 グリコ・森永事件を契機に昭和62年に制定され、食品に毒物を混入した場合は最高で懲役10年、混入により人を死傷させた場合は最高で無期懲役が科される同法の適用を検討している。

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