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【STAP問題】「200回以上成功」の小保方氏、48回作製も全て失敗
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4月の記者会見で、涙を拭う小保方晴子氏。「STAP細胞の研究を続けていきたい」と訴えた=大阪市内のホテル STAP細胞の作製に「200回以上成功した」と主張していた小保方晴子氏。検証実験では計48回にわたり作製を試みたが、全て失敗した。その理由は何だったのか。
STAP細胞の作製は、マウスの体の細胞を弱酸性の溶液に浸し、万能性遺伝子の働きを示す緑色に光ることを確認するのが最初のハードルだ。
小保方氏の実験では、光る細胞は得られたものの、その割合は論文よりも1桁低く、万能性遺伝子の働きとは確認できなかった。
細胞は死滅するときに自然と光ることがある。作製に失敗した理研の検証チームは8月の中間報告で、小保方氏がこうした無関係の発光現象を、万能性遺伝子の光だと誤認した可能性を示唆していた。
第2のハードルは、作製した細胞を別のマウスの受精卵に注入し、この細胞が全身に散らばった「キメラマウス」と呼ばれる胎児を作ることだ。小保方氏はこうした実験を複数回行い、万能性を確認したと説明してきた。だが小保方氏が作製した細胞を1615個の受精卵に注入しても、万能性を示すキメラマウスは一匹も作れなかった。
検証実験は厳密な監視下で行われており、データの信頼性は高い。実験結果はSTAP細胞の存在が根本的に疑わしいことを示している。