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「引っかかりにくい土地柄」神話崩壊? 特殊詐欺被害が急増…悪辣な手練手管

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「引っかかりにくい土地柄」神話崩壊? 特殊詐欺被害が急増…悪辣な手練手管

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 府警によると、6人のうち5人は架空の人物を演じ、虚偽の電話を交代でかける「掛け子」役。八尾市の女性からだまし取った現金を別の被害者宅を経由させたのは、現金を受け取る「受け子」役の逮捕を免れるためだったとみられる。

 逮捕された6人は、いずれも府内の大学や高校を卒業した20代の詐欺グループ。ほとんどが定職に就くことなく、東京都内の名簿業者から購入した高齢者など40万人分の名簿を使って詐欺行為を繰り返しており、詐取金はほとんど遊興費などに充てていた。

 府警によると、グループは約1300万円のドイツ製高級車や約1500万円のイギリス製高級車を相次いで購入。国内の違法バカラ賭博に約1千万円を投じた形跡があったほか、沖縄やハワイなどでクルージングに興じており、6人のうちの1人は逮捕前、プレジャーボート1隻を業者に発注していたという。

 特殊詐欺捜査に携わってきた元捜査関係者は「現在はインターネットなどを通じて、素人でも簡単に特殊詐欺の手口が会得できる時代になっている。お年寄りが長年コツコツ蓄えてきた財産を奪っているということに、罪の意識のかけらもない」と吐き捨てる。

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