社会・その他

朝見の儀 天皇陛下初のお言葉「象徴としての責務果たす」

 第126代天皇に1日即位した天皇陛下は同日午前、皇居・宮殿「松の間」で、皇位とともに伝わる「三種の神器」などを受け継ぐ「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」と、国民の代表と即位後初めて面会する「即位後朝見の儀」に臨まれた。朝見の儀では、天皇として初めてのお言葉で「象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べられた。

 昭和天皇の崩御に伴って行われた平成の代替わりは喪に服する中での儀式だったが、上皇さまの譲位による今回は、陛下や参列する皇族方が勲章を着用された正装姿の「晴れの儀式」として営まれた。

 午前10時半からの剣璽等承継の儀では、陛下がえんび服に最高位の勲章「大勲位菊花章頸飾(けいしょく)」などを身につけ、宮内庁長官らに続いて松の間に入り、玉座(ぎょくざ)のある中央に立たれた。皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)秋篠宮さま、同3位の常陸宮さまが両脇で陪席された。

 陛下の側近が三種の神器のうち「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」(剣)の複製品と「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」(璽(じ))に加え、天皇の印「御璽(ぎょじ)」、国の印章「国璽」をささげ持ち、陛下の前に設置された「案(あん)」と呼ばれる台に置き、儀式は約5分間で終了した。

 参列の皇族は平成の代替わりを踏襲し、皇位継承資格のある成年の男性皇族に限定。秋篠宮ご夫妻の長男で皇位継承順位2位の悠仁さまは12歳で未成年のため、上皇さまや女性皇族方は皇位継承資格がないためいずれも出席されなかった。

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