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妻やりくり限界「夫の小遣い減らしたい」 教育費、マイホーム…増える支出
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1カ月当たりの夫の小遣いの平均は3万5890円で、妻の22%が「今後減らしたい」と考えていることが、マーケティング会社、ソフトブレーン・フィールド(東京都千代田区)の調査で分かった。
調査は、同社のリサーチサイト「リサれぽ!」に登録する20~60代の既婚女性にインターネットで行い、868人から回答を得た。
それによると、全体の8・6%が今年、夫の小遣いを増やし、13%は減らしていた。78・3%は「昨年と変わらない」と答えた。ただ、先行きを見ると、22%が「今後、夫の小遣いを減らしたい」と回答。「増やしたい」(8・4%)を大きく上回った。69・6%は「変えるつもりはない」とした。
「今後減らしたい」理由としては、「子供の教育費などにお金がかかる」「マイホームの購入を検討している」などが挙げられた。
同社は「収入の増加が期待できない中で支出が増えていき、家計のやりくりに限界を感じる妻が増えている。夫の小遣いに関して厳しい状況が続きそうだ」と分析している。
一方で、「増やしたい」とした妻からは「毎日遅くまで働いてもらっているから」などのコメントが寄せられた。
調査によれば、夫の小遣いの平均は3万5890円。年代別に見ると、20代が2万1643円で最も少なく、30代が2万6992円、40代が3万5998円、50代以上が4万4696円だった。