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いつかは産みたい女性の「妊活ごはん」 おしゃれに「7要素」摂取

ニュースカテゴリ:暮らしの生活

いつかは産みたい女性の「妊活ごはん」 おしゃれに「7要素」摂取

更新

若い女性が集まったABCクッキングスタジオの妊活食セミナー=東京・丸の内  「いつかは産みたい!」-。こんな女性の願いに応えて、全国で料理教室を展開する「ABCクッキングスタジオ」(東京都千代田区)が「妊活ごはん」を提唱し、人気を呼んでいる。妊娠への近道は食生活の見直しから!?(寺田理恵)

 メニュー試食

 「妊娠するための適正体重をキープするためには糖質の取り過ぎに注意が必要です」。講師の説明に、参加者が聞き入る。

 東京・丸の内で同社が定期的に開いている「妊活食セミナー」。「妊活」と「食」を結び付けた新しい取り組みとして約1年前、始まった。毎回、大勢の若い女性が集まり、既に妊娠中の女性もいる。

 この日のテーマは「糖質コントロール食」。体のエネルギー源となる栄養素の糖質と妊娠とのかかわりなどを学んだ後、ホウレンソウや卵など血糖値の上昇を緩やかにする食材を使ったメニューを試食した。

 「妊活」は、妊娠や出産に備えて知識を身に付けたり、体調を管理したりする活動。同社のヘルスケアビジネスを推進するチーム「ABCヘルスラボ」の管理栄養士、板垣好恵さんは「独身の女性も2、3年後には妊娠する可能性のある予備軍。妊娠しても気づくのに時間がかかるので、いつ赤ちゃんがおなかにいてもいいように体づくりを始めるきっかけになれば、とセミナーを続けてきました」。

 妊活中の食事で特に意識して取りたいのは、子宮や卵巣、女性ホルモンの働きを良くする7つの栄養素。まず、ホルモンバランスの調整など女性の体を整える「ビタミンE」「イソフラボン」。さらに、胎児にも重要な「葉酸」「亜鉛」「ビタミンA」。これに、不足しがちな「鉄」「カルシウム」も加えた7つだ。

 しかし、妊活と食に関する情報は妊娠中の食生活や離乳食に関する情報に比べて少なく、参加者から「もっと情報が欲しい」という要望が多かった。

 男性向けも

 こうした声を受け、妊活食を提案するレシピ本『ABC Cooking Studioの妊活ごはん』(エムオン・エンタテインメント、1274円)を出版した。「こうすれば妊娠できる」という趣旨ではなく、妊娠に重要な栄養素を「妊活7要素」として、日常の食生活に取り入れるためのレシピ96品を紹介している。

 ミキサーで手早くできるスムージー(シャーベット状の飲み物)、卵料理のエッグベネディクトなど、おしゃれで女性に人気があり、簡単に作れるメニューを一工夫した。

 例えば、「クリームチーズ・パンケーキ」は生地や生クリームの中にクリームチーズを入れてカルシウムを足したり、飾りにビタミンEなどを含むベリーをあしらったりしている。

 また、妊娠は女性だけではできないため、男性向けのメニューも提案。生殖機能を高める栄養素の亜鉛を多く含むカキやウナギなどを材料に使った。

 板垣さんは「晩婚化で初産の年齢が上がっていても、『いつかは子供が欲しい』という女性の気持ちは変わっていない。産みたいと思ったときに産めるように食生活を見直してほしい」と話している。

 【クリームチーズ・パンケーキ】 《材料・1人分》

 ・生地 クリームチーズ25グラム▽砂糖15グラム▽卵1個(使う直前によく割りほぐしておく)▽牛乳30~35cc▽A=薄力粉50グラム、ベーキングパウダー小さじ1/2(合わせてふるっておく)

 ・チーズクリーム 生クリーム25グラム▽B=クリームチーズ15グラム、砂糖小さじ1

 ・飾り ラズベリー4個▽ブルーベリー8個▽粉糖適量

 〔1〕ボウルにクリームチーズを入れ、ハンドミキサーでクリーム状にする。

 〔2〕砂糖を加えてよく混ぜ、卵を3回に分けて加え、その都度、よく混ぜる。

 〔3〕牛乳を2回に分けて加え混ぜたら、Aをふるい入れ、ゴムべらで切るように混ぜる。

 〔4〕フライパンを熱し、(3)の1/3量を流し入れ、蓋をして中火で焼く。

 〔5〕プクプクと気泡が出てきたら裏返し、蓋をして弱火で約1分焼く。同様に残り2枚を焼く。

 〔6〕ボウルにBを入れ、ハンドミキサーでクリーム状にし、生クリームを2回に分けて加え、泡立てる。

 〔7〕皿に(5)を並べて(6)をのせ、ラズベリー、ブルーベリーを彩りよく盛り付け、粉糖をふるう。

 (『ABC Cooking Studioの妊活ごはん』から。)

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