大成建設、三菱自…ベア実施に前向きな企業相次ぐ アベノミクスの好循環に弾み
更新2015年春闘に向け、賃金水準を一律で引き上げるベースアップ(ベア)を容認した経団連の方針を踏まえ、早くもベア実施に前向きな姿勢を示す企業が相次いでいる。建設業界では大成建設が2年連続の実施に向けた検討を始め、自動車業界でも三菱自動車などが積極的な姿勢を示す。企業の賃上げが一層進むことで安倍晋三政権がアベノミクスで目指す「経済の好循環」の実現に弾みが付きそうだ。
大成建設の首脳は25日までに「来年もベアが実施できるようにしたい」と明言し、その方向で労使交渉に臨む考えを明らかにした。同社は15年3月期の業績予想を上方修正したが、業績の推移も踏まえ最終判断する。
建設業界は国内の需要増加や工事の受注採算の改善で業績が上昇傾向にあり、14年春闘で16年ぶりにベアを実施した大林組も、15年春闘では「業績など条件が整えばベア、一時金の引き上げのいずれも視野に入れる」(白石達社長)という。
