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【著者は語る】ヘルスケアコンテンツ・ストラテジスト 市川純子氏

ニュースカテゴリ:暮らしの書評

【著者は語る】ヘルスケアコンテンツ・ストラテジスト 市川純子氏

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 □「危険な病気の意外な予兆69」

 ■患者目線で分かりやすい家庭の医学

 以前ダイヤモンド・オンラインで連載していた「働きざかりのビジネスマンを襲う本当に怖い病気」は300万アクセスを超えるヒットとなりました。このような患者側から書かれたヘルスケアのコンテンツが国内にまだあまりありませんでした。また患者だけでなく企業も親しみやすい言葉で生活に取り入れやすいヘルスケアのワードを常に探しているように感じます。

 ヘルスケア専門のPR会社のトップとしてまたヘルスケアコンテンツ・ストラテジストとしてこだわり続けているのは理解しやすい言葉で生活にとりいれやすくしてあげることです。この本は患者自身にわかりやすく、かつ患者目線で子供が読んでもわかる家庭の医学を目指しました。

 ヘルスケアのPRの仕事に関わり20年以上。最近はテレビのゴールデンタイムには必ず医師が主役の健康番組がオンエアされ、新聞も医療面や科学面に力を入れています。数年前には考えられないほど人々の関心がヘルスケアやダイエットに寄せられています。しかし患者目線のものは少なかったのです。

 インターネットの普及により、病気のメカニズムや論文、学会情報などを医療関係者ではない私たち患者も見ることができるようになりました。

 しかし難しい専門用語や医師側からの症例説明だけだと、なかなか自分のこととして理解ができません。

 そんな患者と医師の間をつなごうと思ったのがこの書籍執筆の思いです。

 私が25歳の時に「掌蹠(しょうせき)膿疱症(のうほうしょう)性骨関節炎(せいこつかんせつえん)」という皮膚の難病を患ったことも関わっています。

 皮膚病なのに私の場合は骨の変形と痛みが強かったのです。寝たきりを覚悟するほどのかかとの皮膚割れと骨の痛みが同じ病気だと知ったのは発症から15年も過ぎてからでした。

 例えば心臓が悪いと左肩が痛みますが、右肩が痛いのは肝臓の疑いもあります。

 ヘルスケアの基本は自分で予兆に気づき早めに対処することなのです。(1077円 宝島社)

                   ◇

【プロフィル】市川純子

 いちかわ・じゅんこ 1961年栃木県生まれ。私鉄系広告代理店、PR会社を経て、2004年ヘルスケア、スキンケア、栄養および食に特化したPR会社「株式会社ジェイアンドティプランニング」を設立。20年以上ヘルスケアのビジネスをサポートすると同時に、数多くの疾病啓発や生活提案に取り組んできた。医療全般、スキンケア、栄養療法などが得意分野。

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