前立腺肥大症の早期受診を 排尿困難、頻尿…放置すれば生活の質が低下
更新ただ、高齢化の進展とともに前立腺肥大症と診断され、通院する患者は増加傾向にある。16年に人口1千人当たり16・1人だった通院者数は、25年には同23・8人に増えた。
前立腺肥大症が疑われる場合は、超音波で前立腺の形態を調べたり、排尿の勢いや量、かかる時間を調べたりする。また、「PSA検査」と呼ばれる血液検査があり、前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパク質であるPSAの値を調べるなどして診断する。
手術のケースも
症状が軽い場合は投薬治療が中心となる。薬は前立腺を小さくする「5α還元酵素阻害薬」と、前立腺とぼうこう、尿道の緊張を緩めて症状を軽減する「α1遮断薬」の2種類が代表的だ。
薬で症状が改善しない場合は手術も行われる。前立腺が比較的小さければ、電気メスを尿道から入れ、肥大部分を削り取る「経尿道的前立腺切除術」が行われる。

