自分用のお歳暮がブーム? 年の瀬のご褒美に「こだわり商品」
更新お取り寄せ感覚
高島屋によると、ここ数年はお中元やお歳暮の時期に、自分や家族用に商品を買う人が増えているという。
同社はこうした需要を取り込もうと昨年から、“お取り寄せ”感覚で自宅にも送れるお歳暮商品を紹介したカタログ「TASTY DAYS(テイスティーデイズ)」を作成。日本各地の名産品やこだわりの逸品を取りそろえたところ、売れ行きは好調で、今年もまずまずの滑り出しという。
ただ、「お買い得商品」などの自家需要向け商品の品数は、お歳暮全体の6%程度にとどまっている。同社の竹村仁孝ギフト政策担当課長(49)は「お歳暮を贈る習慣のない若い世代にも、自分用ということで興味を持ってもらうきっかけになるのではないか」と期待を寄せている。
同社は自家需要とインターネットによる注文の増加を見込み、今年のお歳暮全体の売り上げの1%増を見込んでいる。

