【江藤詩文の世界鉄道旅】グレッシャー・エクスプレス〈氷河特急〉(6)これぞ“氷河級” 乗客第一のシームレスなおもてなし
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だが、乗客がそれに気づくことはほとんどない。始発駅から終点駅まで通しで乗っても違和感を感じないように、スタッフが万全の態勢を整えているからだ。
たとえば、機関車やバックヤードの乗務員は入れ替わっても、食事をサーブするなど乗客と接する機会の多いサービススタッフはそのままだ。機関車は付け替えるが、客車は共同で利用する。100本以上のボトルが入るというワインセラーは、欠品により途中駅から乗車した客に不便を感じさせないよう、常に補充されるし、広々とした洗面所は各駅で清掃され、鏡まで磨かれる。




