「クルーズ旅行」顧客争奪戦 庶民楽しむ格安プラン登場、“爆買い”にも期待
更新旅行会社の担当者は、クルーズ旅行の魅力についてこう口をそろえる。こうしたクルーズの利点はそのまま、料金の安さと並ぶ人気の理由となっている。
船に乗り込めば、飲食や宿泊、娯楽がセットになっているのがクルーズ旅行の特長だ。離れた観光地をいくつも巡ってもホテルを移ることがないため何度も荷造りする手間が必要なく、ほぼ手ぶらで過ごせる。
加えて、評判なのが船上で随時開かれるイベントや娯楽施設だ。「一度体験すれば満足度が高く、リピート率が7割以上」(日本外航客船協会の小畑靖常務理事)という所以が、この娯楽の幅広さにある。クルーズ旅行の最中に次の旅行を申し込む“オンボード・ブッキング”も少なくないという。
カジノやショーをはじめ社交ダンスやヨガ、料理教室などの体験型イベントが豊富。最近では、大相撲力士のトークショーや海を見下ろす展望浴場なども登場している。阪急交通社は来年8月、日本船で花火を楽しむ家族向けのプランを催行する予定だ。クルーズ船はまさに、ホテルを兼ね備えた「動く遊園地」といえる。




