「こんなに収入があるのに…恥ずかしい」 貯蓄少なくて焦る“浪費妻”
配信元:PRESIDENT Online 更新【高収入なのに赤字家計 ポイント3】
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3つ目は、いわゆる「妻費」の多さ。被服費、交際費、娯楽費、美容費などから奥さんの洋服、お友だち付き合い、化粧品、ネイルなどの支払いをしており、これが毎月かなりの額になっています。散財といっていいかもしれません。
妻基準でモノを買うとお金が飛んでいく
まずはこれらの削減を検討しました。
【ポイント1:「妻の良いもの」へのこだわり問題】
食費は、Mさんが一緒に食事をとることは少なく、主に奥さんと長男の料理のために使われています。詳しく聞くと、食材へのこだわりは他の面にも飛び火しています。例えば、お惣菜です。スーパーよりもデパ地下の惣菜のほうがおいしくて体に良いはずだ、とわざわざ電車に乗って買いに行くそうです。
デパ地下の有名お惣菜店というブランドに頼るのではなく、自分自身でモノを見て良いか悪いかを判断できるようにしていきましょう。そのほうが生活する力が付きますし、節約にもなります。そうアドバイスしました。
Mさんの奥さんは鮮度や質をどう見るかを、本で学んだり、ネットで検索して学び、2カ月ほどすると「近所のスーパーでも、結構いい食材を見つけられるようになりました。特売のものでも、意外と良いものがあって。気軽な場所で満足できるんですね」と言い始めました。デパ地下へ足を運ぶ機会も減り、食費が3割以上も減りました。
