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実は「頭の良い子」ほど家でダラダラしている 将来子どもが幸せになる親の接し方

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実は「頭の良い子」ほど家でダラダラしている 将来子どもが幸せになる親の接し方

配信元:PRESIDENT Online 更新
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 子どもが自立した大人となり、食っていけるかどうかは、「親の愛情」にかかっている。「大好きだよ」という無条件の愛情が子を伸ばす--。

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 なぜ、家でダラダラする子は優秀なのか?

 「子どもが自分の願う方向に育たない」

 教育熱心な親ほど悩むことが多い。「何度も何度も言ってきかせてるのに……」と。しかし、現役小学校教師の筆者はこうした親の考え方の前提である、「ウチの子は、言えば分かる・変われる」に実は根本的な間違いがあると語る。

 「何度言っても、(自ら)変わらないものは変わらない」

 子どもであっても、自分とは異なる存在。「他人と過去」を変えることはできない。といっても、親としての責任を放棄するわけではない。「力ずく」を脱することが子育ての原点だというのだ。

 では、具体的にはどう子どもと接すればいいのか。キーポイントは子どもは「思い通りにならなくて当たり前」という気持ちで接することだ。前回に引き続き、筆者が提案する3つのアイデアとは。

(1)家で「ガス抜き」させ、心身を回復させる

 親の言うことをよく聞き、素直に「はい」と答え、何でも真面目にやり、親の望むように育った子どもが実在します。当然、社会に出てもうまくやっていくはず。

 と、考えたくなりますが、そううまくはいかないものです。相手は子どもである以前に、人間です。バランスというものがあります。

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