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年収850万円でも赤字 晩婚晩産夫婦を苦しめる年50万円の「ママ友費」

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年収850万円でも赤字 晩婚晩産夫婦を苦しめる年50万円の「ママ友費」

配信元:PRESIDENT Online 更新

 6位:交際費 -1万1000円

 タクシーが多かったので、面倒でも可能な限り電車やバスを利用するようにした。

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 7位:被服費 -6000円

 安いからといって衝動買いするのを抑え、衣類は十分検討してから購入することに。

 8位:その他 -5000円

 有料テレビ(ケーブル局)を解約し、美容室を割安な店に変更した。

 9位:水道光熱費 -3000円

 節水・節電グッズを利用。使い方も注意した。

 9位:娯楽費 -3000円

 お店主催のイベント(カブトムシ展など)の入場料などに頻繁にお金をかけていたが、お出かけ系を少なくして、近くの公園など遊ぶように。

 ▼晩婚晩産の夫婦の家計は老後資金が不足しがち

 このように削減していった結果、毎月8万円以上の赤字家計は、4万4000万円ほどの黒字が出せるほどに健全化しました。毎月赤字ではなくなったので、夏冬各100万円のボーナスもそのほとんどを貯蓄できるように。今、Gさんご一家の貯蓄は劇的に増え始めています。

 しばしばお伝えすることですが、いわゆる晩婚晩産のご夫婦は、それまでの独身時代の生活レベルを落とせず、念願の子どもが誕生したことで、教育費や子ども関係のお金(今回のママ友費なども含む)を湯水のように使ってしまうということがよくあります。

 その結果、老後資金が不足するという人が少なくありません。子どもための支出だけでなく、老いて今ほど働けなくなる時代のための準備を同時にすることも忘れてはなりません。アラサーで結婚する世代よりもお金の使い方にシビアになって、確実に貯めていくことが重要なのです。

 (家計再生コンサルタント、マイエフピー代表取締役、ファイナンシャルプランナー 横山 光昭)

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