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若いときの苦労は、あとで役に立つ 44歳オッサンが若者に説く「大人のラクさ」とは

 モヤシ、エノキ、ネギ、肉、アサリ、イカ、タコ、春菊、ミカンの皮などが容赦なく歯の間に挟まる。1日2回、食べ終わった後は必ずデンタルフロスを使わなくては気持ち悪く感じる体になってしまった。また、朝起きてうがいをすると歯周病のせいで血が水に混じるようになった。これがもう9年続いている。

 歯の次にやってきたのが走力の衰えである。走ることがとにかく億劫になった。もはや駅までの300mほどを走る気力もない。20m先の横断歩道の青信号が点滅している場合、以前はダッシュをして信号が赤になる前に渡ろうとした。だが、今は電車を1本逃そうが、赤信号を待つことに何のためらいもなくなった。「走るくらいなら数分のロスなんてどうってことない」とまで思うのだ。

 走りたくない理由は、走り終わった後にぜーぜーと息切れしてしまうのがイヤなのに加え、正直オッサンがオフィス街を必死の形相で走っているのは「みっともない」と思うようになったからだ。また、筋トレももうやめてしまい、部屋においてあるベンチプレスにはもはや触れることもなくなった。今は持ち上げられる重量もMAX65kg程度に落ちていることだろう。

 名刺を見返しても顔が思い出せない

 髪の毛の量は20代と比べたら明らかに減っているが、2013年頃と比べたら若干増えたようにも思える。といっても「ハゲまであと数年か!?」という状況だ。白髪は現在1本しか確認できていないが、鼻毛はもはや白髪だらけである。この鼻毛の白髪というヤツが厄介で、黒くする必要がないからかどうかは不明だが「ワシ、伸びるぞ!」ということだけに専念しているかのごとく、やたらと伸びが早いのだ。それらを爪やピンセットを使ってえいやっと抜くのだが、これが案外楽しい。

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