そこで、家庭でできる３Ｒについて考えてみましょう。ペットボトルや缶はつぶしてリサイクル▽生ごみは水を切って軽くする▽買い物にマイバッグを持参する－といった日々の心がけで、ごみを減らすことができます。また、資源ごみは自治体のルールに従って分別したり、店舗の回収を利用したりすれば、再び有効利用されます。フリーマーケットやリサイクルショップを活用する▽修理して長く使う▽詰め替え商品を選び、容器を再利用する－などの取り組みは、ごみの削減だけでなく、節約にもつながります。

　現在、環境に配慮した詰め替えパックが広く利用されており、メーカーが、その使い勝手やデザイン性を高めることにもつながっています。また、古着をはじめ、中古品を利用する人も増えています。ちょっとした工夫でごみを減らし、環境に優しい生活を送りたいですね。（花王　包装容器開発研究所）