生保、健康づくりあの手この手 独自に血液検査、人間ドック割引も
更新手厚いがん検診
一方で、がん検診の受診率は、さほど向上していないのが実情だ。厚生労働省の「国民生活基礎調査」(平成28年)によると、男性では胃がん、肺がん、大腸がんで4、5割程度。女性では、乳がんや子宮頸(けい)がんを含めた5つの受診率が3、4割台にとどまる。
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こうした状況もあり、第一生命保険はがん検診に注力する。同社はがん研有明病院健診センターと提携し、保険加入者限定の独自の検診コースを開設。通常検診と同価格でより手厚い内容の検査を受けられる。
第一生命生涯設計教育部の三谷順太郎さんは「全国の自治体と連携し、がん検診の受診をすすめている。サービスの紹介を通じて、検診の実施や関心を高めていきたい」と語る。
日本生命保険も加入者向けに人間ドックやがん検診の費用を最大30%割引にするサービスを設けている。
セカンドオピニオン
病気になったとき、セカンドオピニオンを得る場合に役立つサービスもある。住友生命保険は一部の保険加入者を対象に、「スミセイ・セカンドオピニオン・サービス」を行っている。各専門分野を代表する医科大の教授級の「名医」からセカンドオピニオンを受けられ、より専門性の高い医師の紹介や医療機関への紹介につなげられる。
日本生命も一部の保険加入者を対象に、予約の取りにくい医師を紹介する「ベストドクターズ・サービス」を展開している。

