IT風土記

熊本発 防災対策を新しい観光資源に VR、AIで阿蘇火口を「見える化」

新たな観光の目玉に

 「火口VR」には、この監視カメラの映像が利用されている。また、火口の研究・監視用に飛ばしたドローンで撮影した映像も活用し、実際の火山見学でも味わえないような迫力ある映像が楽しめる。

 「VRの映像については今後もいろいろなコンテンツを提供していきたい。例えば、実際に噴火したり、火山ガスが発生したりした時のシミュレーションをVR化して、どう逃げたらいいかを学べるようにする。通常の避難訓練はリアリティーを感じないが、VRならリアルな経験ができる」と、佐藤エキスパートは期待を膨らませていた。

 こうした取り組みには阿蘇市も連携。3者は18年7月に包括連携協定を締結した。協定で3者は阿蘇市や阿蘇山周辺地域の「安全・安心かつ持続可能なまちづくり」の実現に取り組むとともに阿蘇市の観光促進のさらなる活発化を目指し、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった先進技術を活用した災害対策や観光振興に取り組んでいくという。その中で、3者が目指しているのが、火山ガスの「見える化」だ。

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