まず“WHO”ですが、一定の金融リテラシーがあり、さらにスマホにも慣れているミレニアル層ではないでしょうか。アメリカではこの層の数が絶対的に大きいです。このベースがあったからこそ、“WHAT”である「株式やETFの取引手数料無料」が刺さるのです。さらに“HOW”として、ミレニアル層にマッチした既存の証券会社にはマネできない洗練されたUI/UX、すなわち優れたユーザー体験があったわけです。このように、PMFのボタンの掛け違いがなかったことによって、驚異的なスピードでのユーザー獲得に成功しているのではないかと思います。
この2つの事例から、PMFの重要性がお分かりいただけたかと思います。
FOLIOが狙うPMFとは?
私がCEOを務めるFOLIOが提供するサービスでも、当然、この“PMF”という状態は、チームが一丸となって目指しているものです。そして、今あるサービスの中でも、特にこの状態に達する大きなポテンシャルを持っているのが、4月26日にリリースされた「ワンコイン投資」というサービスだと考えています。このサービスは、LINE Financial株式会社と協働する形でリリースされたプロダクトなのですが、ユーザーにとってのベネフィットがいくつもあります。
では、一体、「どのようにPMF状態を目指しているのか?」「果たして大きな変革を起こすことはできるのか?」などについては、次回、深く触れてみたいと思います。ぜひ、楽しみにしていてください。
【フィンテック群雄割拠~潮流を読む】は甲斐真一郎さんがフィンテックと業界の最新事情と社会への影響を読み解く連載コラムです。更新は原則隔週火曜日。アーカイブはこちら