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狙え、第3の“聖地” アニメ原作、「2.5次元」専用劇場が神戸に誕生

 近年、神戸はインバウンドの取り込みで大阪や京都に大きく水をあけられている。ただ、インバウンドは買い物を中心とした「モノ消費」から体験を楽しむ「コト消費」を重視するようになってきており、海外でも人気が高い「オタク文化」を扱った専用劇場が救世主になるのではと注目が集まっている。

 担当者は「世界中の2.5次元ファンを集め、アニメやゲームなどサブカルチャーの集積地としてにぎわう東京の秋葉原や大阪の日本橋に続く第3の“聖地”にしたい」と意気込んでいる。

 市場急成長、慢性的なハコ不足

  市場規模2兆円ともいわれるアニメ産業の中でも、「2.5次元ミュージカル」の市場は特に急成長を続けている。平成15年ごろには10億円にも満たなかった市場規模は、人気コンテンツ「刀剣乱舞」が登場した27年には100億円の大台を突破した。ミュージカルが主体のため、男性より女性ファンが多いのも特徴だ。

 2.5次元の関連企業約70社が加盟する「日本2.5次元ミュージカル協会」によると、市場拡大のきっかけは15年に登場した「テニスの王子様」だったという。斎藤工さんや城田優さん、和田正人さんら人気俳優を輩出した舞台は商業的にも成功。同協会の担当者は「ビジネスモデルの成功が認められ、2.5次元への新規参入が一気に増えた」と説明する。

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