大型のテーブル二脚に対して4~5人まで、学校の課題を持ち込んでもらって90分間の自習、質問のとき以外は話さない、苦手と聞いている単元については時折プリントを用意する、お互いにマスク着用、というかたちをとっている。もちろん、賛否両論あることは承知している。
現時点では、高2&中3の兄弟と中2の男子が週に2~3回やって来るのであるが、「うちの子たち、家ではちっとも勉強しなくって…」と聞いていたのとは裏腹に、これがじつによく集中できている。子ども自身にもどこかしら、「やらなきゃいけないけど、やる気が出ない」という自覚があるのだろう。
当初は5月15日(金)までの予定であったのだが、休校要請が延長されたことで、現時点では、早くても5月29日(金)までは続けようと考えているところだ。
「うちの子は家では勉強しない」と、同じような悩みを抱えられているのなら、同様の環境をつくれないか、一度、大人どうしで情報交換してみるとよいかもしれない。また、筆者と似たような境遇の人が近所にいれば、マンションの集会室を使わせてもらうといったことも考えられるだろう。
「窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず」ということも、あながち無くはない。
【受験指導の現場から】は、吉田克己さんが日々受験を志す生徒に接している現場実感に照らし、教育に関する様々な情報をお届けする連載コラムです。受験生予備軍をもつ家庭を応援します。更新は原則第1水曜日。アーカイブはこちら