警察庁が「デイライト運動」を展開して久しい。昼間でもライトオンで走行することによって、自車の存在を浮き立たせるためだ。同時に、夜間のハイビームでの走行も推奨している。
そんな流れを受けて普及が急がれるのが「アダプティブハイビーム」であり、その精度を高めたのが、ブレードスキャン式アダプティブハイビーム。新型レクサスESは飛躍的に夜間の安全性を高めているのである。
世界初のデジタルサイドミラー搭載
一方、レクサスESは世界で初めて「デジタルサイドミラー」を採用したモデルでもある。本来サイドミラーがあるその位置に鏡はなく、デジタルカメラに置き換えられている。それが捉えた映像を車内のモニターに写し出す。それによってドライバーの視線移動を抑える。あるいは夜間の視認性や、雨天時に起こりがちな水滴による視認不良を抑える効果がある。車内のバックミラーもデジタルである。後方に埋め込まれたカメラが撮影する映像を、バックミラーのその位置に設置されたモニターに映す。
新型レクサスESは、実はとても操縦安定性に優れたモデルではあるのだが、そのことよりもむしろ、視認性に力を入れたことが特徴だとも思える。
【試乗スケッチ】は、レーシングドライバーで自動車評論家の木下隆之さんが、今話題の興味深いクルマを紹介する試乗コラムです。更新は原則隔週火曜日。アーカイブはこちら。木下さんがSankeiBizで好評連載中のコラム【クルマ三昧】はこちらからどうぞ。YouTubeの「木下隆之channel CARドロイド」も随時更新中です。