車内空間は広くなったが…
一方で、長距離移動型SUVとしての充実も好印象だった。車内は特に横方向に広く、肩とドアとの間に適度な空間が保たれているだけでなく、助手席の乗員とのカップルディスタンスにも余裕がある。従って窮屈な感覚はない。
ホイールベースの延長は、フロントシートのロングスライドを可能にしているばかりか、リアシートの足元にも余裕ができた。もちろんボディが前後に伸びたことで3列シートを達成している。
とはいうものの、3列シートSUVとしてはすでにマツダCX-8やレクサスRXが存在している。ライバルより全長がコンパクトであることで取り回しの点では有利に働くものの、3列目シートがミニマムな点は目をつぶる必要があるだろう。
ともあれ、SUVとして世界初のPHEVを成功させたパイオニアらしく、ライバルを置き去りにするほどの4輪駆動力制御が武器であり、航続距離の長さと環境性能にも優れている。さらに後塵を浴びせかけるに違いない。