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和のモダンアレンジ 大王松で新春飾る

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和のモダンアレンジ 大王松で新春飾る

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大王松で新春飾る(Finish!、提供写真)  【花千代のビューティフル・フラワーズ】

 いよいよ今年も残りわずかとなりました。振りかえってみると、どのような一年でしたか?

 間もなくやってくる2014年のえとは「午(うま)」。来年、仕事や家庭、目標にすることなどが、さらに“うまくいく”ように! 大掃除が終わったら、気持ちよく清められた室内に、よい一年の始まりを祈願して、お正月らしく松を生けてみてはいかがでしょうか。

 神が宿る木

 日本で松は古くから、神が宿る木といわれています。また松は潮風が強い場所でもしっかりと根をはるほど生命力が強く、かつ、一年中、枯れずに常緑を保ち続けます。宮城県仙台市にある国宝の大崎八幡宮では「松焚祭」という300年前から続く正月送りの行事があったり、茶席では釜の湯のたぎる音を、松の間を抜ける風音に例えて「松風」と呼ぶなど、松は昔から人々の畏敬を集めたり、絵画や着物の意匠となるなど、暮らしに用いられたりしてきました。

 松葉の流れ生かして

 さて、今回のアレンジでは、大王松(ダイオウショウ)という松を使います。これはもともと、北アメリカの東南部が原産で、成長すると高さ40メートルを超える大木になるそうです。気候や風土の違いから、日本では大きく育っても20~30メートルぐらいだといわれていますが、それでも、五葉松や黒松、女松などに比べてかなり大きいといえるでしょう。

 大王松の特徴は、長い長い松葉です。マツ属の中でもっとも長い、その松葉の流れを生かして、ダイナミックなアレンジに挑戦します。正月らしい豪華さと気品がでる胡蝶蘭を添えて楽しみます。

 用意していただくのは、大王松1本、胡蝶蘭1本、ハボタン1本、トウガラシ2本、テマリソウ5本、道具はハサミと花器、オアシス、水引、ワイヤ(22番)です。大王松は器の高さの2~3倍の高さになるように、松葉を2つ、1本の枝から切り分けておきます。胡蝶蘭、テマリソウ、ハボタンは、写真を参照して松葉よりも短めに切り分けておいてください。

 赤の水引でアクセントをつけた和モダンスタイルです。フローリングのお部屋でも違和感ないのではないでしょか。このアレンジなら10日ほど日持ちします。

 今回はころんとした金色の器を使いましたが、漆のお椀でも趣が出ますね。お重なども使えますが、その場合はオアシスではなく、剣山も使えます。胡蝶蘭の代わりに、赤いバラなどを使っても、雰囲気があるアレンジになります。

 ではどうぞよいお年をお迎えください!

 【今月(12月)の発見!】

 ミシュランさん 次は本物を…

 東京プリンスホテルで行われた「ミシュランガイド2014年度版東京発表パーティー」に伺いました。写真は、今年も三つ星を取られた「鮨よしたけ」の吉武さんご夫妻。香港ガイドでも三つ星で計六つ星は和食では初の快挙! でも…その胸元には造花のバラ。違いがわかるミシュランさん、本物のバラのコサージュにしていただきたいわ~☆(フラワー・アーティスト 花千代/SANKEI EXPRESS

 ■はなちよ フラワー・アーティスト。パリでフラワーデザインを学ぶ。帰国後、CMや映画のスタイリング、フラワースクール経営など多岐に活躍。2008年の北海道洞爺湖サミットの公式晩餐会(ばんさんかい)の装花も手がけた。現在、花と家具のコラボレーションなど新境地に挑戦中。HANACHIYO FLOWER DESIGN STUDIO (電)03・5422・7973

ブログ「花千代のHAPPY FLOWER LIFE」 http://hanachiyo.kireiblog.excite.co.jp/

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