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【欧州サッカー】バルサ決勝進出 南米トリオの破壊力生かす
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バイエルン・ミュンヘンとの準決勝第2戦で1点目のゴールを決めるバルセロナのネイマール=2015年5月12日、ドイツ・バイエルン州ミュンヘン(ゲッティ=共同) サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は12日、ミュンヘンで準決勝第2戦の1試合が行われ、バルセロナ(スペイン)が敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2-3で敗れたが、2試合合計5-3で決勝に進んだ。決勝進出は4度目の優勝を果たした2010~11年シーズン以来4季ぶり。
かつてバルセロナを率いたグアルディオラ監督のバイエルン・ミュンヘンは2季ぶりの制覇を逃した。
4季前と違うスタイルに変わったバルセロナ、強さを支えるのはメッシ、ネイマール、スアレスの南米トリオの破壊力だ。この日も3人の働きで2得点。
ルイスエンリケ監督は「個々の質が高く、互いをよく理解している。止めるのは難しい」と称賛した。
先制して勢いに乗るバイエルン・ミュンヘンを落胆させたのは前半15分。ネイマールが持ち込んで守備陣を混乱させ、パスを受けたメッシがすかさず縦へ。これで抜けたスアレスの折り返しを、ネイマールが決めた。前半29分にも好連係からネイマールが加点した。
グアルディオラ監督が率いた当時は、ボールを圧倒的に支配して優勝した。その後は相手の対策も進み、昨季は無冠。今季就任したルイスエンリケ監督は、以前の戦法にこだわらず、3トップの力を最大限に生かす道を選んだ。
準決勝は2戦ともボール支配率で相手を下回ったがメッシとネイマールで計5得点。新スタイルで再び栄冠をつかめるか。
ネイマールは「あと一歩だ」と決勝を見据えた。決勝は6月6日にベルリンで行われる。(共同/SANKEI EXPRESS)