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【フィギュア】平昌で集大成 羽生、プロ転向表明
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カナダのオンタリオ州トロントで練習を公開した羽生結弦(はにゅう・ゆづる、中央)=2015年8月6日(共同) フィギュアスケート男子でソチ五輪金メダルの羽生結弦(ゆづる)選手(20)=ANA=が6日、拠点としているカナダ・トロントのリンクで練習を報道陣に公開し、23歳で迎える2年半後の平昌(ピョンチャン)五輪を区切りにプロへ転向する意向を明らかにした。
練習後の取材で、「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロスケーターをやろうと思っていた。ベストな状態でなりたい」と語った。小学生の頃から考えていたといい、「プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい。優勝で終わりたい」と話し、連覇を狙う平昌五輪を集大成とする強い決意を示した。
今季のショートプログラム(SP)の演技も披露。練習で4回転ジャンプを成功させるなど順調さをうかがわせた。
昨季は衝突事故や腹部手術の影響で世界選手権は2位に終わり、連覇を逃した。SPの曲は昨季と同じショパンのピアノ曲「バラード第1番」を使うが、世界一奪回に向け、意欲的な構成にした。昨季は演技前半に跳んでいた4回転ジャンプを、得点が加算される後半に組み込んだ。「(演技を)洗練させたい気持ちがあった。振り付けも変えて、さらにいいものにしたい」と意気込む。
今季初戦は10月にカナダで行われる国際大会、オータム・クラシック。「五輪シーズンまでに積み上げることはあるかもしれないが、結局はそのシーズンの課題をどうクリアするか。今季は平昌と関係なくやりたい」と、先を見据えた。
≪「小学生から決めていた」「全うできる体力の状態でやりたい」≫
羽生選手との一問一答は以下の通り。
――平昌五輪まで約2年半。将来像をどう考えているか
「(五輪2大会を)優勝、優勝で終わって、プロへ行く。小学生の頃から決めていました。自分がまだベストな状態のときにプロスケーターとしてありたいな、と。プロにはプロとしての仕事があると思うので、それを全うできる体力の状態でやりたいという気持ちがあります」
――今季はソチ五輪銀メダルのパトリック・チャン(カナダ)が復帰。連覇を狙う上でも大事なシーズンになる
「特に気負いはないです。グランプリ(GP)シリーズの初戦(スケートカナダ)から当たるので、ワクワクもしているが、自分のプログラムをいかに完成させるかに重点を置いています」
――SPは昨季と同じピアノ曲
「表現面で、かなり成長できるプログラムだと思っていて、もっと洗練させていきたいという気持ちがある。ピアノは一つ一つの音が繊細。音符の上を振り付けをしながら滑っていくイメージで表現したいです」
――構成は後半に4回転ジャンプを入れて難度が高くなった。オーサー・コーチが(羽生自身が持つ世界歴代最高得点を大幅に更新する)105、6点を狙える構成だと話している
「内容的には絶対に超えられると思っているが、自分のベストを尽くしたいというのが一番です。毎試合、進化できていると思えるようにできればいいかなと思う」
――トロントに拠点を移して4季目。環境は
「気持ちの中では、スケートのためだけに異国に来ている感覚。休みの日もあんまり散策とか外食には出かけず、スケートのために休養やリフレッシュ、研究に時間を費やすなど、スケートに打ち込める環境です」(SANKEI EXPRESS)