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ソウル未来形 ようやく時代が追いついた ディーゴ

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ソウル未来形 ようやく時代が追いついた ディーゴ

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 とはいえ、オーソドックスなブロークンビーツの文脈で語られる王道のスタイルを踏襲していることから、全盛期に活躍していたアーティストの引退やくら替えですっかり影の薄くなっていたシーンの支持者には、うれしいリバイバルとなった。デトロイトテクノのトッププロデューサー、セオ・パリッシュとのコラボレーションや、英在住のジャズハウス系クリエーター、フローティング・ポインツが主催するレーベル「Eglo」からのリリースでここ数年脚光を浴び続けているディーゴにすれば、愚直に制作を続けた結果、再び時代がめぐってきただけのことなのかもしれない。トレンドを追随することなく、こびずに信念を貫いてきた彼にとって、ブロークンビーツとカテゴライズされることも、その復活を騒がれることも甚だ迷惑な話であろう。そもそも彼の音楽は、ソウルミュージックの延長線上に位置し、ジャズファンクやフュージョンの未来系とでも呼ぶべき作風なのだ。

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  • アルバム「The_More_Things_Stay_The_Same」(Dego、2200円+税)。発売中(提供写真)
  • クリエイティブ・ディレクター/DJ/執筆者の沖野修也(しゅうや)さん=2015年2月15日(提供写真)

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