SankeiBiz for mobile

【高校野球】早実8強 清宮、初アーチ&5打点

記事詳細

【高校野球】早実8強 清宮、初アーチ&5打点

更新

 第97回全国高校野球選手権大会第10日は15日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、早実(西東京)、東海大相模(神奈川)、九州国際大付(福岡)、花咲徳栄(はなさきとくはる、埼玉)が準々決勝に進んだ。

 早実は注目の1年生強打者、清宮(きよみや)が2ランを含む5打点を挙げ、8-4で東海大甲府(山梨)を下した。

 清宮が待望の甲子園第1号を放った。三回無死一塁で迎えた第2打席で快音を響かせた大飛球は、右中間席に一直線。大歓声に包まれてダイヤモンドを一周した“怪物”は、「人生でも類をみないいい本塁打だった」と感慨に浸った。高めに浮いたチェンジアップを逃さなかった。「打った瞬間に入ると思った。歓声がすごくて、感じたことのない不思議な感覚だった」と夢心地だ。

 とてつもない1年生だ。甲子園で13本塁打の歴代最多記録を持つ清原和博(PL学園)が1年時に放ったのは6試合で1本。3年時の5打席連続敬遠が社会現象にもなった松井秀喜(星稜)も1年時は初戦敗退でヒットすら打てなかった。

ランキング