「感動の一瞬」五輪エンブレム撤回、ネットユーザー歓喜の声 疑惑追及で高揚感
更新活用例は無断使用
エンブレムは五輪開幕まで5年となった7月24日に発表されたが、ベルギーのリエージュ劇場のロゴを制作したデザイナーが「驚くほど似ている」と指摘し、劇場側が国際オリンピック委員会に対し使用差し止めを求める訴訟を起こした。
組織委は佐野氏が応募した原案を公表し、類似性があるものが見つかったため、組織委の依頼で佐野氏が修正を加えた経緯を説明し模倣を否定。ところが、原案にも別の展覧会ポスターの一部に似ているとの指摘が出された。
さらに、佐野氏が作成したエンブレムの活用例のイメージ画像がネット上の他人のサイトから無断転用された疑いが浮上。佐野氏は聞き取りに対し、「権利者の了解を得るのを怠った」と話し無断使用を認めた。
匿名と参加の高揚感
「大勝利」「感動の一瞬」。使用中止決定を受け、佐野氏のデザインをめぐる疑惑を次々に指摘したネットユーザーらは喜びの声を上げた。疑惑の指摘では、世界中のデザインを検索・閲覧し、ミリ単位で画像を比較できるといったネットの特性が威力を発揮した。
