同性婚「神の権限」で門前払い 米の郡書記官 合憲化に抵抗…騒動
更新激怒した2人は「誰か警察を呼んでくれ!」と絶叫。許可証が発行されるまで帰らないと粘ったが、書記官は「それならきょうはあなたたちにとって長い一日になる」と応酬。庁舎の外では、地元のキリスト教伝道師ら彼女の支援者数十人が賛美歌を歌い「彼女の信念は神からのものだ」と応援した。
解雇できず
デービス書記官は弁護士を通じて出した声明でも「昨年11月からこの職務に就き、自分の仕事と郡の人々を愛しているが、キリスト教の教えに背く(同性婚への)結婚許可証の発行は良心に反する」と主張。さらに「私にとって、これは同性愛者の問題ではなく、結婚と神の言葉、そして宗教の自由に関わる問題なのです」と訴えた。
連邦最高裁の判決後、スティーブ・ベッシャー知事(70)は、各郡の書記官に同性婚を受け入れるか、そうでなければ職を辞すべきだと通達したが、デービス書記官はこれを拒否。逆に自分の主張を認めるべきだと裁判所に提訴したが、最高裁は8月31日、訴えを退けた。
州の書記官協会では、彼女の仕事から結婚許可証の発行業務を省く州法の制定を提案したほか、米自由人権協会(ACLU)は彼女の行為が法廷侮辱罪に当たるとして連邦地裁に提訴するなど、反撃の動きが広がっている。
