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【バレー】W杯女子 リオはお預け 若手台頭に光

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【バレー】W杯女子 リオはお預け 若手台頭に光

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 ≪プレーで牽引できず 主将・木村の涙≫

 木村沙織は泣いていた。

 最終戦の中国戦に敗れると、整列を待たずに両手で涙を拭った。円陣を組んで皆に声をかけるのは、主将としての大会最後の役目だったが、涙がこみあげて声にならない。主将の涙は、チームメートに伝染した。顔を上げた多くの選手の顔に、涙があった。

 大会中、木村は「このメンバーでできる最後の大会だから」と言い続けた。古賀ら多くの後輩も同じ言葉を口にした。それだけ、仲のいいチームだったのだろう。木村の求心力がそれを支えたのだろう。だが、目標には届かなかった。何よりエースとしての、木村の働きが足りなかった。

 ロンドン組3人を残して大幅に若返った新生代表を、主将としてどう束ねるか。

 現役高校生として代表入りした末娘のキャラクターはもう通じない。自ら仕えた吉原知子や竹下佳江(よしえ)といったカリスマ主将のまねはできない。結局、誰よりも練習し、皆に声をかけ、木村は木村らしく主将の役目を果たすしかなかった。

このニュースのフォト

  • 中国戦後、木村沙織(中央)は涙を拭った=2015年9月6日、愛知県名古屋市南区の名古屋市総合体育館(森田達也撮影)
  • 今大会で台頭した大竹里歩(りほ、右)、鍋谷友理枝(まなべ・ゆりえ)も21歳だ=2015年9月4日、愛知県名古屋市南区の名古屋市総合体育館(森田達也撮影)
  • 21歳、宮下遥(奥)のトス回しが、今後の日本女子バレーの命運を握る=2015年9月6日、愛知県名古屋市南区の名古屋市総合体育館(森田達也撮影)
  • サウスポーの長岡望悠(みゆ)は日本の欠かせぬ武器となった=2015年9月6日、愛知県名古屋市南区の名古屋市総合体育館(森田達也撮影)

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