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【大相撲】国技館ため息 鶴竜「悪癖」の注文相撲

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【大相撲】国技館ため息 鶴竜「悪癖」の注文相撲

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 大相撲秋場所は11日目の23日、両国国技館で行われ、照ノ富士は琴奨菊との大関対決を豪快な寄り倒しで制して無敗を守った。琴奨菊は3敗目。平幕の勢(いきおい)がただ一人の1敗を堅持した。横綱鶴竜(かくりゅう)は注文相撲で関脇栃煌山(とちおうざん)を下し、豊ノ島とともに2敗で優勝争いに残った。

 秋の大型連休最終日で熱気たっぷりの館内にため息が充満した。結びは鶴竜の注文相撲で、中入り後最短となる0秒6で決着。勝負を制した鶴竜自身が「こういう相撲で次につながるとは思っていない」と伏し目がちに振り返った。

 左へ体を開いて栃煌山の突進をかわし、はたき込んだ。簡単に食う方も食う方とはいえ、見る者を引きつける攻防は何もなかった。

 過去18勝18敗の合口の悪さに加え、前日の敗戦で優勝争いに残るためにはこれ以上星を落とせない気持ちが芽生えたか。本人は土俵に上がる前から狙っていたわけではないと言うが、「どこかで勝ちたいという気持ちがあるのでしょう」と複雑な心境を漏らす。

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