【大相撲】鶴竜、横綱初賜杯 なりふり構わぬ先に「自信」
更新横綱在位9場所目。1年半優勝できなかった。審判長として取組を土俵下から見届けた、師匠の井筒親方(元関脇逆鉾(さかほこ))は「若い実力者も上がって来た。焦る気持ちがあったのではないか」と弟子の心境を推察した。
今場所は休場した横綱の白鵬と日馬富士(はるまふじ)と対戦がなく、千秋楽の相手は手負いの照ノ富士。馬力がある稀勢の里(きせのさと)、栃煌山(とちおうざん)からは、立ち合いで変化する消極的な相撲で白星を拾った。今後は最高位に立つ者として、勝ち方も問われてくる。
30歳になって初めて立った本場所で結果を残した。「これで一つ自信になるし、さらに励みになる。先が見えてきた」。一人横綱の場所を最高の結果で締めくくり、鶴竜は胸を張った。(藤原翔/SANKEI EXPRESS)
