【プロ野球】ヤクルト、鍵握るバレ復調 CSファイナルきょう開幕
更新真中満監督からキーマンに挙げられるバレンティンは、シーズン後に秋季教育リーグで4試合に出て2本塁打を放った。表情にも復調への自信がにじむ。今季は故障で15試合の出場にとどまっただけに「優勝に貢献できたと思っていない。その分活躍して、勝利に導きたい。気負いはない。普通にやれば勝てる」と意欲を示した。
初戦の先発が見込まれる石川は、今季神宮球場では9勝1敗と抜群の安定感を誇る。そのうち巨人戦も3戦全勝と相性が良く、真中監督は「投手陣を引っ張り、良いところで良い投球をしてくれる」と信頼を口にした。
今季、ヤクルトは巨人に12勝13敗と負け越したが、神宮では8勝3敗と圧倒。「優勝はしたけど、うちはいつもチャレンジャー」という若き指揮官の第2章が幕を開ける。(SANKEI EXPRESS)
