【プロ野球】ヤクルト初白星 川端、予言通り「初安打」
更新プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は15日、セ、パ両リーグの第2戦が行われ、セはヤクルトがレギュラーシーズン2位の巨人を4-0で下して初白星を挙げた。対戦成績は1勝1敗だが、ヤクルトにはリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあるために1勝差でリードした。パは第1戦に勝ったリーグ2連覇のソフトバンクが3位ロッテと対戦し、6-1で勝って連勝し王手をかけた。
犠飛に十分な飛距離だった。0-0の四回無死二、三塁。ヤクルト・畠山(はたけやま)の右翼への飛球で三走・川端がタッチアップ。本塁を駆け抜け、先制点を奪った。「打ったのはストレート。(自分の犠飛で)1点が入って、さらに一死三塁。最高の形でつなぐことができた」と、畠山は胸を張った。
前日は巨人に屈し、アドバンテージの1勝分を含めて1勝1敗の五分となった。「まだ1試合負けただけですから。緊張感の中でのプレーからは離れていたので、あすからまた戻ってもらえれば」と真中監督が言った通り、14年ぶりのリーグ優勝を勝ち取った戦士たちは、第2戦で本領を発揮した。
