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マレー鉄道でタイへ(上) 体力温存 フライトから備える

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マレー鉄道でタイへ(上) 体力温存 フライトから備える

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 売店のおばさんに「サルに気をつけな」と言われ、バッグを身体の前に抱きかかえて石段を登った。急な石段は272段。途中で待ちかまえる野生のサルたちが、食べ物などをひったくりにやってくるそうだ。

 マレーシアの首都クアラルンプールから北へ13キロ。ヒンドゥー教の聖地として知られるバトゥ洞窟に来ていた。高さ42.7メートルものムルガン神の像の横にある石段を、汗を拭きながら踏みしめていく。その先に大鍾乳洞があり、至るところにヒンドゥーの神々が祭られていた。

 「時間はたっぷりあるので、いちど街中に戻ろう」

 今回の旅の目的は、マレー半島を縦断するマレー鉄道でタイへの国境越えを果たすことだ。きっかけとなったのは、ANA(全日空)が9月1日に13年ぶりに成田からクアラルンプールへの路線を再開したこと。ボーイングの最新鋭機787での運航と聞き、この旅を思い立った。

このニュースのフォト

  • マレーシアの“銀座”ともいわれるブキッ・ビンタンの一角にあるアロー通りは、屋台街として有名だ。数多くの飲食店が軒を連ねる(倉谷清文さん撮影)
  • ヒンドゥー教の聖地として知られるバトゥ洞窟には、年間を通じて多くの観光客が訪れる。石段横の巨大なムルガン神の像は高さ42.7メートルもある=マレーシア・首都クアラルンプール郊外(倉谷清文さん撮影)
  • クアラルンプール中央駅の駅構内。午前0時過ぎには、夜行列車で帰省する地元の人たちであふれ返った=マレーシア・首都クアラルンプール(倉谷清文さん撮影)
  • 政治と行政の新しい中心地として整備された郊外のプトラジャヤに、1999年にピンク色のプトラ・モスクが建設された=マレーシア・首都クアラルンプール(倉谷清文さん撮影)
  • 全日本空輸(ANA)の最新鋭機B787(提供写真)
  • マレーシア・首都クアラルンプール

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