【プロ野球】ソフトバンク連覇 李大浩「文句なし」先制弾
更新1死三塁の好機で、4番打者に打順が巡ってきた。第2戦で先制2ランを放ち、第4戦で4打点を挙げた大砲は高めの球に反応。快音が手応えを物語ったが、フェアかファウルか微妙なアーチが夜空に架かった。線審は本塁打と判定。ダイヤモンドを回り、仲間と喜びを分かち合っていた李大浩はしばし待たされた後に再び歓喜し、工藤監督もベンチで大喜びした。
首痛で第3戦では途中交代したが、クライマックスシリーズから打撃好調の自覚があった。「自分も抜けたら打線は弱くなる」。本来の4番の内川を故障で欠き、前後を打つ3番柳田と5番松田のバットが湿りがちな中、194センチ、130キロの大きな体に責任感をまとって戦った。2年連続で出場した大舞台で、頼りになる男が期待通りに働いた。(SANKEI EXPRESS)
