メキシコ「死者の日」 独自の死生観 陽気な祭礼に
更新この行事は、「死者にささげる先住民の祭礼行事」として2008年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録(公表は03年)された。一年の中で、最もメキシコらしさを感じる行事で、その独特な風景を体感しようと世界中から多くの観光客が訪れるという。
≪ガイコツとお供え物 亡き人を歓待≫
カトリック教会では11月を「死者の月」としているが、とくに2日は、教会の典礼暦で亡くなったすべての信者のために祈る「死者の日」と定めている。今年も、ローマ法王フランシスコは1日にローマの墓地を訪問し、墓参りに訪れた市民とともにミサを行い、バチカンで祈りの集いを行った。
かたや陽気なラテンアメリカの国々では、「死者の日」の祝い方もさまざまだ。日本のお盆とはまったく様子が異なる。
この日、メキシコの町はガイコツだらけになる。元来メキシコでは、先住民の死者を祭る儀式で、故人の頭蓋骨を祭壇に飾る習慣があり、その名残で死者の日にはさまざまな場所でガイコツを見かける。





