ロシアの陸上、リオ五輪出場停止も 「組織的ドーピング」IOC創設機関勧告
更新病的な不正の歴史
ロシアでは、メダルの数が国力を示すとの考えが根強く、「常に多数のメダルが期待できる陸上競技において、(不正行為は)病的な歴史を持つ」(露紙ベドモスチ)といわれる。
報告書によると、ソチ五輪開催時、モスクワのドーピング検査所にはロシア連邦保安局(FSB)が頻繁に出入りしたといい「組織(検査所)の独立性が脅かされた」とまで指摘された。
ただ、今回の事態がロシアのスポーツ界の正常化にどれだけ寄与するかは定かでない。インタファクス通信によると、ムトコ露スポーツ相は9日、陸上選手の多くは海外で活動しており、「彼らを(ロシアで)見ることすらできないのに、なぜわれわれが非難されねばならないのか」などと、責任回避ともとれる発言に終始した。
